
髪の毛は皮膚の一部の角質層が変化して出来たものです。というわけで皮膚と同じように髪の毛も一定の周期で生まれ変わります。この一定の周期のことをヘアサイクルと言います。
このヘアサイクルには「成長期」「退行期」「休止期」の3つの周期があり、この周期を何度も繰り返します。寿命が来て抜け落ちた後の毛根部には毛乳頭が残っており、この毛乳頭が血管からアミノ酸やミネラルを吸収し、これによって栄養を得た毛母が細胞分裂を繰り返します。
分裂を繰り返した毛母細胞は角質化して表皮に向かって伸びていきます。表皮から出た毛幹は成長して太く、そして長くなります。毛根も同じ様に成長して大きくなっていきます。
これを「成長期」と言います。そしてこの期間が過ぎると毛母の細胞分裂の回数が次第と少なくなっていき、毛根部分が小さくなる「退行期」を迎えます。この期間はだいた2?4週間ほど続きます。
そしてついに毛母細胞は分裂を停止し、髪の毛の成長は完全に止まります。これを「休止期」と言います。この時期毛乳頭は毛根から分離され、次に訪れる「成長期」の準備を始めます。
毛乳頭と分離されてすっかり小さくなった毛根部分は髪を洗ったり、梳かしたりすることで簡単に抜け落ちてしまいます。このヘアサイクルは男性で3年?5年、女性で4年~6年と言われています。このヘアサイクルのメカニズムが何らかの影響で停止すると髪の毛は生えてこなくなるのです。