
髪の毛の成長には十分な栄養分と酸素が必要になります。頭皮も酸素を吸収するために皮膚呼吸をしています。頭皮の汚れによって毛孔が詰まると髪の毛を作り出す毛母細胞への酸素供給が極端に低下します。
そうすると毛母細胞は呼吸困難になって次第に弱っていき、最後には毛根自体が萎縮して抜け落ちてしまいます。
主な頭皮の汚れの原因としては「皮脂」があげられます。皮脂は適度な分泌であれば頭皮の表面を覆って保護の役目をしてくれるのですが、分泌が多過ぎると過酸化脂質に変わって毛孔を塞いでしまい、酸素の供給を妨げるだけではなく、そこに細菌が繁殖して炎症をひき起こします。
逆に少な過ぎると乾燥してカサカサの状態になり、次第に死滅した角質細胞が剥がれ落ちて毛孔を塞いでしまいます。こちらもそれによって細菌の繁殖を促す原因となります。
その他にワックスやジェル、ムースなどのスタイリング剤の使い過ぎなどがあります。シャンプーが不十分だと皮脂と結合して頭皮に汚れとして残ってしまい、毛孔を詰まらせる結果となります。
毎日のシャンプーできれいに洗い落とすことが理想ですが、神経質になり過ぎて日に何度もシャンプーするとか、爪を立ててゴシゴシ洗うなど過剰な洗髪をしてしまうと保護としての役割の皮脂まで落とすことになり、頭皮の乾燥を招いてしまうので注意しなければなりません。スタイリング剤の使用は適量を心がけ、常に頭皮を清潔に保ちましょう。