
病気の悪化やその治療などによる内科的疾患が原因で脱毛が起こる場合があります。原因としては、内蔵の病気よって起こる体力の低下や全身の衰弱のため、髪の毛の生育のために必要な十分な栄養分を毛根部に供給することが出来なくなることにあります。
このような脱毛をひき起こす病気には「下垂体機能低下症(脳の下垂体から分泌される成長ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンなどの分泌が低下する疾患)」「甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの分泌量が不十分となる疾患)」「肝硬変などの肝臓病(栄養分などを取り込んで身体に必要な成分に変換するべき代謝が著しく低下する疾患)」「糖尿病などのホルモン異常(血糖値が高くなることで様々な疾患を誘発する)」「高いレベルの貧血(極端なヘモグロビン濃度の低下)」「思春期拒食症(若年層に発症するボディイメージの障害、食物摂取の拒否、体重の大幅な減少などを特徴とする疾患)」「衰弱が激しい大手術」などがあります。
この他にもガンの放射線治療や抗ガン剤投与、C型肝炎治療の副作用なども抜け毛の原因となる場合があります。
このような内科的疾患が原因の場合は抜け毛を積極的に防いだり、発毛を促進させたりすることはかなり難しくなりますが、大元の原因である病気や疾患を治療し、完治させて健康な身体を取り戻すことでまた以前と同じような健康時の頭髪の状態に戻すことが可能です。まずは病気そのものの治療に専念することが重要となります。